いつもお世話になっております。
取締役の高見重信です。

買取のご依頼を頂く多くの理由が「廃業に伴う機器の売却処分」です。
今回は廃業に伴う厨房機器処分のケースについてご紹介致します。

 

廃業に伴う厨房機器処分の事例


先日、弊社のホームページを見たお客様よりお電話にてお問合せがありました。大阪市内で小料理店を経営されている方のご子息様からのご依頼です。20年もの間、経営していたとのことですが、経営者であるお母様がお亡くなりになり、廃業することになってしまったとのことでした。

日時をお打ち合わせの上、現地へ下見へ行くと、シャッターが閉まったお店の前で、ご子息様が待機されておりました。
お話をお伺いすると、幼い頃から育ったお店への想い入れが強く、お母様がお亡くなりになってから数カ月、お店には立ち入っていないとのことでした。しかし、店舗の家主様とのお話もあり、2週間後までには退去しないといけないとの事で、頭を悩まされておりました。

お店の前に立ち30分、やっとの思いでシャッターを開けると、そこにはお母様が大切にされていたであろう、綺麗に手入れされた厨房機器や、お店に来ることを楽しみにされていたであろう常連のお客様の名前が書かれたお酒、一つ一つ手にとって選んで集めたであろう食器が、綺麗に並べられた状態でした。

ご依頼主様は、飾られた幼いころの写真を手に取り、少しの間、長年愛着のあるお店が無くなってしまうことに、悲しんでおられるご様子でした。ご依頼を頂いた当初は、製氷機や食器洗浄機などの厨房機器の買取のみをご希望でしたが、お店に入ったことでひとつの決心がついたご様子で、弊社で機械の買取と食器・テーブル等の動産品の処分をまとめて依頼したいとの事になりました。そこで、急遽、店舗内スケルトン費用および機械買取の御見積りをご提案させて頂きました。

そして引き取りの当日、朝一番でトラック三台と作業員8人でお伺いしました。
厨房機器やルームエアコンの取り外しもスムーズに終わり、食器は割れないように段ボールに入れて、大きな木製テーブル等の搬出も終わりました。

作業も終わりに掛かった時、2F宴会場の押入れの中から、きっと大切にされていたであろう、アルバムと掛軸が出てきました。
一目で大切にされていたものだと分かったため、ご依頼主様に手渡したところ、ずっと探していた大切なアルバムだったとのことで、涙されておりました。

 

新品と中古品の大きく違うところは、ひとつひとつのモノにそれぞれのストーリーがあることだと思います。
近年では中古市場は新規参入業者様も多く、利益優先のビジネスになってしまう業者様も多いかもしれません。
ですが、高見商会では、どんな時代においても単なる商品の流通機能だけではなく、長年、大切にされてきたモノへのストーリー、お客様の気持ちを一番に優先したお商売をさせて頂きたいと考えております。

 

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