お世話になっております。

今回はいつもより少々難しい天カセエアコンの撤去をしました。

というのも、天カセエアコンは取り付けの際に天井をくり抜いて開口部を作ってから、機器の取り付けします。

今回の現場は納入時、エアコンを取り付けてから内装工事にて天井を作っている。というケースでした。

さらに、4方向から風が吹き出す仕様になっているのですが、仕様変更しており、(1箇所、2箇所の送風口を塞いで、ダクトで別の場所に風を送っている)施工をしており、普通に吊りボルトから降ろすことが出来ない状況でした。

※この時点では化粧パネルで塞がっていて気が付きませんが、ダクトで他の場所に送り込んでいるので、何となく後付け天井と気が付きました。

何が問題になるかというと、天カセエアコンは天井から4箇所をボルトで吊っているのですが、天井の板につっかえて、配管や配線などを取り外した後、降ろすことが出来ません。困りました。

こちらのエアコンも1方向塞いで、ダクトで風を送っていました。ボックスという装置がついているので、天井の板につっかえて降ろせません。

そこで、貸借人様からご連絡頂き、上記の状況をご説明した上で、管理会社様の許可を得て、天井の開口を広げさせて頂くことで対応させて頂きました。

天井裏に通っている電線などを確認して、気を付けながらノコギリで天井を切ります。

天井が切れました。

大きなダクトが通っているのが分かります。

実際に取り外してみるとこんな感じです。

大きいボックスのようなものが付いています。

何とか、取り外すことができました。

もう一つのエアコンも開口部を広げます。

以下、取り外した後の箇所になります。

本来なら、最初からこのくらいの開口部が欲しいところでした。(隙間を埋める為のパネルもあります。)

以上、少々難しい天カセエアコンの撤去作業でした。

出来る限りヒアリング調査や下見を行って、段取りをしてからお伺いしますが、下見が出来ない場合や、現地の状況が分からない場合などでも、対応しています。

現場は色んな事がありますが、先ずはお客様のご意向など、御打ち合わせご納得頂いた上で、都度、臨機応変に対応致します。

是非、撤去作業の際はご相談下さい。

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