コインランドリー機器の撤去工事をしました。
山本製作所 I-350W洗濯脱水機です。
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こちらは外観からも分かるの通り、機械の重量が1.3tを越える重量物です。
まず、搬出の前に、機械と接続されている部分の縁切り作業が必要となります。
200Vの動力の配線、給水配管やドレン配管の接続があります。機械を動かす前に確実に取り外しを行います。
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配管、電気等の全ての縁切り作業の後、アンカーボルトを取り外します。
全ての縁切り作業が終わり、機械が独立しました。(写真は撮れませんでした。)
ここで、搬出作業に入ります。
ハンドリフトという運搬器具を使用して搬出する予定ですが、問題が一つあります。
使用中に水や塩素等で底が錆びないような工夫として、新品導入時にH溝の鉄骨で機械の底上げしている為、現状では機械の底の部分に隙間がありません。
これでは、運搬するためのハンドリフトが、機械の下に入らず、運搬が出来ません。
そこで、大きいバールや爪式油圧ジャッキ等の厚みの少ない道具を使用して、ハンドリフトを差し込めるように持ち上げて、隙間を調整します。
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ハンドリフトが使える状態になったら、人力で運搬していきます。
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かなりの重量がある為、ほんの少しの段差や坂になっている箇所があると、運搬が困難になります。
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最後は、トラッククレーン(俗称:ユニック車)で積み込みしました。
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今回は大きな障害物も無く、スムーズに搬出が出来ました。
引揚完了です。
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